PRESERVATION 精密根管治療

歯をなるべく抜かない
精密根管治療

歯の中の神経にまで達した重度の虫歯は、従来は抜歯を余儀なくされていました。しかし、親知らずを除いて28本ある永久歯はすべての歯でバランスを取っていますので、1本でも失うと、咬み合わせのバランスがくずれて、ドミノ倒しのようにお口全体の健康が損なわれていくリスクを負うのです。そうならないように、できるだけ歯を残すために行うのが根管(こんかん)治療です。

丁寧な根管治療を行っていますので、重度の虫歯でも歯を諦めないで、できるだけ早くご相談ください。

こんなお悩みはありませんか?

  • 他院で抜歯と言われた
  • 歯を抜きたくない
  • 自分の歯を残したい
  • 何度も同じ治療を繰り返している

食事を快適に、美味しく食べるために

根管治療は、歯の神経が死んでしまったむし歯に対して行うものです。
そのため、歯に対する刺激は伝わらなくなります。
ですが、歯根と顎の骨の間に介在している「歯根膜」は生きているので、食べ物の硬さを感じ取ることが可能です。
食べ物の硬さを感じ取れることは、食事の質を大きく左右すると言えます。

歯をなるべく残すための当院の精密根管治療

根管内の洗浄効果を高める音波根管洗浄ハンドピース

洗浄液に浸すだけの静的洗浄では不十分です。振動や撹拌を加える動的洗浄により、象牙細管がより開き、側枝や副根管の充填時に封鎖性が向上します。当院が採用している音波根管洗浄ハンドピースは、音波を利用して根管洗浄を強化するために開発されたハンドピースです。楕円運動を活用することで、従来の方法よりも効果的な動的洗浄が可能となります。これにより、根管内の細菌や汚れを徹底的に除去します。根管治療から保存修復まで幅広く効果を期待でき、患者様の歯をなるべく残すということを心掛け、より良い治療結果を提供するために、この先端技術を活用しております。


音波根管洗浄ハンドピースの特徴

柔軟性が高く根管内を傷つけない

根管内にファイルを挿入した際、柔軟に曲がって複雑な根管の形状に対応するため、高い確実性が得られます。

根管洗浄の効果が高い

チップが楕円運動を行うことで洗浄液を強力に攪拌し、洗浄力を向上させます。

バクテリアの除去率が高い

洗浄液を1分間浸し場合、従来の根管洗浄より、約150倍のバクテリア除去効果があります。

感染リスクを低減する根管拡大装置

根管拡大装置は、根管治療において精密な処置が必要な際に使用される装置です。この装置は、ファイル(根管の清掃に使用される針状の器具)を反復回転させながら、根の先(根尖)に到達します。到達すると、オートリバース機能が自動的に行われ、逆回転しながら根管を拡大・形成を行います。
この機能により、従来と比べ、より正確で精密な根管治療が可能になりました。
。そのため、抜髄後すぐに根充を行うことが可能なので、感染のリスクを低減させることが可能です。
また、歯質に対する食い込みを最小限に抑えるため、ファイルの破損リスクも低減され患者様にとってより安心安全の根管治療を行うことができます。


根管拡大装置の特徴

治療時間が短く、患者様の負担が少ない
従来の根管治療では、歯科医師が手用のファイルをクルクルと動かしながら根管の拡大・形成を行い時間がかかり、何度も治療に通う必要がありました。当院で使用している根管拡大装置は素早く拡大・形成を行えるため、治療時間を短縮することができ患者様の負担が少なくなります。
根尖病巣を引き起こしにくい
従来の根管治療では、手作業で行うため根の先を突き抜けてしまい根尖病巣を引き起こしてしまう可能性がありました。ですが、当院が使用している根管拡大装置には、根の先に到達するとオートリバース機能が自動的に行われ、逆回転するため突き抜けることはなく、より安全な根管治療を行うことが可能です。

歯を残せなかった方へのインプラント治療

インプラントとは、歯を失った箇所の顎の骨に人工歯根(インプラント体)を埋め込み、歯の機能を補う治療法です。
埋め込んだインプラント体と骨は結合しているため、安定感のある噛み心地を実現します。被せ物も天然歯に近く、外から見ても違和感がほとんどありません。
当院のインプラント治療では、事前に歯科用CTで精密診断を行い、治療計画をしっかり説明させていただきます。また、ガイドを使用した埋入オペを行いますので、切開することなく患者様の負担が少ないインプラント治療が可能です。
インプラント